記者会見・インタビューコメント
初日舞台挨拶 07年12月1日(東京・有楽町日劇1にて)
客席をバックに(12月1日、有楽町日劇1にて)
満員御礼となった日劇1客席の皆様と。左より:森田芳光監督、豊川悦司さん、織田裕二さん、松山ケンイチさん、鈴木杏さん

遂に公開となった映画『椿三十郎』。初日の東京・有楽町日劇1では、初回上映のエンドロールが終了すると同時に客席から大きな拍手が起こりました。その後行われた舞台挨拶の後にはお客様からの質疑応答の時間も設けられ、笑いあり拍手ありと大いに盛り上がり、大変楽しいイベントとなりました。

(司会進行:テレビ朝日 松尾由美子アナウンサー)

織田裕二さん(椿三十郎役)
朝早くから、こんなに満員御礼で、本当にありがとうございます。(会場から大きな拍手!)
この『椿三十郎』という映画、旧作に負けない!と自信を持っております。(またも大きな拍手!)
本当にスタッフ・キャストが精魂込めて作った作品ですので、是非、一度だけではなく二度三度と観て頂けると、僕達みんなも嬉しいです。本当にどうもありがとうございます!

豊川悦司さん(室戸半兵衛役)
えー、(ちょっと照れながら)すごく女性の方が多くて、しかも『椿三十郎』の椿にふさわしい花(華)が沢山あるようで、大変嬉しく思います。映画のほうはいかがでしたか?(大きな拍手が起こり)では是非、劇場を出られましたら、携帯やメールなどで宣伝の程、よろしくお願いします(笑)。

松山ケンイチさん(井坂伊織役)
今日は本当にどうもありがとうございます。(会場大きな拍手)
あの〜、本当に「玉緒の部屋(12月16日日曜日午後2時からオンエアの特番)」は(会場笑)とっても面白いので、是非ご覧下さい。そしてまた(映画を観に)来てください。よろしくお願いします。
ありがとうございました。

鈴木 杏さん(千鳥役)
こんなに女性のお客様が多い舞台挨拶は初めてで、皆さんがキラキラされていて、ちょっとドキドキしちゃいます(笑)。今日は撮影中ずっと一緒だった玉緒さんが(風邪の為)いらっしゃらなくて心細いのですが、また是非映画館に足を運んで頂けたらと思います。私も観に行きます。
今日は本当にありがとうございました。

森田芳光監督
どうも本日はありがとうございます。
今日は皆さんすごく運がいいですよね、この回に当たるなんて。(会場笑)本当にスゴイと思いますよ。(会場から拍手が起こり)運がいい方ばっかりで、こっちがそのオーラを欲しい位で(笑)。
今日の帰りには是非宝くじを買った方がいいと思います。(会場笑) 宝くじを買った後で、また(映画の)券を買ってくださいね。(会場爆笑)どうもありがとうございました!




ゲストの皆様から一人ずつご挨拶があった後、今度は客席の皆様がゲストに直接質問して頂くコーナーとなりました。※ここから先は映画をご覧になられた後のお客様の感想や質問の為、映画の「ネタバレ」となる記述もございます。どうぞご了承下さい。


松尾アナ ここで皆さんにグッドニュースがございます。
本日の舞台挨拶ですが、今日この日にお集まり頂いたファンの皆様への感謝の気持ちも込めまして、皆様から出演者の皆様に直接質問をして頂く趣向で進めて行きたいと思います。(会場から
「えーっ!?」という驚きの声)
また織田さんをはじめ出演者の皆様が、是非会場の皆様から映画をご覧になった後の生の声を聞きたいとおっしゃっていましたので、映画を観た感想もお聞かせ頂きますようお願いいたします。
出演者の皆様は、「ど〜〜しても答えたくない!」質問は、1回だけ
「パス」を認めます!(会場笑)それでは、質問したい方、手を挙げてください!!
うわ〜、いっぱい手が挙がりましたね!どうしましょう、迷いますね・・・

お客様A 映画スゴイ面白かったです!お腹を抱えて笑っていたんですけど、最後の一騎打ちのシーンはすごく切なくてジーンとしてしまいました。最後のシーンはどういう気持ちで演じられたのかを織田さんと豊川さんにお聞きしたいのですが。

織田さん ありがとうございます。僕も、切なかったです。

豊川さん ・・・(ちらりと織田さんの方を見る仕草に会場爆笑)
短いじゃないですか。(会場笑)
・・・ありがとうございます。僕も、切なかったです(笑)。(会場またもや爆笑と拍手)

松尾アナ どうですか?納得ですか?

お客様A (指で「OK!」のサイン)

松尾アナ OK?OK!オーケーでましたが(笑)。(ここで織田さんに)やはり切ない気持ちで一杯でしたか。

織田さん すごく実は悩んだというか。監督が「前作とちょっと違う事をやりたいんだ」とおっしゃられてから、僕もどういうシーンになるのかというのがすごく楽しみで、本当に(そのシーンを)撮るちょっと前になって「こういう形を考えてる」って聞いた時に「あ、なるほど!」と。
ちょっとその辺を含めてなんとなく、こんな事を言うと怒られちゃうかもしれないけど、旧作にはなかったカタルシスが出来たのかな、なんていう風に(会場から大きな拍手)…ありがとうございます。本当に好きなシーンです。それを踏まえて頭から観るとまたひと味違った映画になると思います。

松尾アナ そうですよね〜。監督も最後のシーンは思い入れがあるんじゃないですか?

森田監督 ええ、一生懸命考えて、ハイ・・・(笑)(監督の照れたような笑いにつられて会場からも笑いが起きましたが、すぐに大きな拍手に変わり)ありがとうございます。

松尾アナ そうですか。

森田監督 ハイ(笑)。(また監督の笑い声につられて客席からも笑いが。)
前作がすごく有名なシーンなので、やっぱり僕にも意地がありますので。現代のスターと作り手でなんとか頑張ってみました。(会場から大きな拍手)

松尾アナ なるほど、ラストシーンには監督の意地も込められているわけですね。
それでは、次の方にまいりましょう!

お客様B 松山さんに質問です。沢山の尊敬される先輩の方が出演されていますが、特にどなたという限定ではなく、先輩方のどういう所が勉強になりましたか?

松山さん お芝居ももちろん勉強させて貰っているのですが、役が違うので、その役に活かせるかというとそうでない所も沢山あるのですが(会場笑)。
一番スゴイなって思うのは先輩の皆様は現場の中での立ち振る舞いというか、皆さんとのコミュニケーションの仕方というのが本当にすごく(上手く)て、僕は本当にずっと甘えていたというか、若侍みんなが織田さんに甘えていたような気がしますね。

お客様B 森田監督、観客が笑う所のツボ、というか、リアクションは監督の思う通りでしたでしょうか?

森田監督 ええ、みんな頑張った、と思います(笑)。(会場笑)

松尾アナ それでは、次の方お願い致します!

お客様C 映画、すごく面白かったです。特に玉緒さんと押し入れ侍にずっと笑っていたんですけど(会場笑)、皆さん一緒に演じられて(面白くて)吹いたりしなかったですか?特に一緒のシーンが多かった松山さんいかがでしたか?

松山さん はい、僕も佐々木さんのお芝居には本当に何回も笑わされちゃったんですが、一番笑っちゃうのが監督の演出なんですよね。

森田監督 あははっ!

松山さん 面白い事をさせるのも、面白い間を作ってくれるのも全部監督で、僕が一番笑ってしまったのは、最後の隣に城代がいるというのが判って「いくぞ!」ってガッと戸を開けたらパタンと閉まっちゃう所が(会場笑)。僕、戸を開けた瞬間に何かこう、気持ちをカメラに残したいと思うんですけど、表現しようとした瞬間にパタッ!と閉まっちゃうんですよ(会場笑)。それが監督のアイデアで、すごく面白くて、でもちょっと悔しかったんですけど(笑)。そういうのもありました。

松尾アナ あのシーン本当に面白かったですよね、私も笑ってしまいました。
マイペースな雰囲気を保たなければいけなかった鈴木杏さんは大丈夫でしたか?吹いてしまいませんでしたか?

鈴木さん 吹くよりも、台詞をすごくゆっくり喋っていたので、台詞を言いながら、その後に言う言葉を忘れてしまうんじゃないかとヒヤヒヤしている時の方が多かったです(笑)。

松尾アナ なるほど。そして玉緒さんや若侍達とも一緒に居ることが多かった織田さんはいかがでしたか?

織田さん 笑いというのはすごく好きで、でも現場で僕は笑うというよりはほんとに「間」を気にしていましたけどね・・・はい(笑)(会場笑)

松尾アナ 思わず、という事はなかったですか?

織田さん さっき台詞が長いとおっしゃられてたんですけどね、待ってるほうも結構長くて(笑)。こっちも次の台詞を忘れそうになっちゃうんです(笑)。

松尾アナ うっかりみんなで笑ってしまってNGになった、なんて事はなかったですか?

森田監督 それは無いと思いますね。・・・はい、無かったと思います(笑)。

松尾アナ そうでしたか、はい、ありがとうございます!
では次の方で最後にさせて頂きます。

お客様D 映画は本当に面白くてクスクス笑っちゃったんですけど、最後は感動して涙が出ちゃったのが不思議でした。最後まですごく笑ってたのに真剣な時はかっこいいなと皆さんに見惚れて、杏さんも可愛いなぁって見惚れてたのに、最後は不思議な位涙が自然と出て。すごい映画でした。ありがとうございました。
皆さんにお聞きしたいんですが、皆さん演じていて台詞など難しかったシーンや、逆にやりやすかったシーンがあったら教えて頂けると嬉しいです。

森田監督 えーと、何を言えばいいでしょう(笑)。
何だか今日は文化祭みたいな雰囲気になってきたね!ここは劇場ではなくて、学校の講堂みたいな感じになってきたんですけど、ねぇ!(笑)(会場笑)

松尾アナ そうですね、和気藹々と(笑)。客席との距離が近い感じがしますよね。

森田監督 ねえ、ホントに。そうですよね。
それで、(質問は)なんでしたっけ?(笑)(会場笑)
あ、難しかったシーンでしたね。僕はね、藤田まことさんですね。藤田まことさんって僕は小学校の頃から「てなもんや三度笠」を毎週日曜日観てましたし、最近はパチンコで「必殺仕事人」やってますので(会場爆笑)、僕にとっては神様みたいな人なんですよ。その人にダメ出しを出した時なんかは、もう本当にヤバくて(会場笑)。仕事ですからもう「この通りやってください」というような事を何度も言ったら、玉緒さんが(ここで監督が口調を真似ながら)
『藤田さん焦ってましたわぁ〜』って。アハハ・・・(会場爆笑)

松尾アナ 物まねですか?!(笑)

森田監督 よかったです(物まねを)思いっきりできて、ハイ(笑)。

松尾アナ では織田さんはどうですか?

織田さん そうですね、一番難しかったのは、三十郎が人を斬りたくないんですけど殺陣がいっぱいあるんですね。斬りたくないけど斬らなきゃいけないという、何かこう悲しさというか、躊躇できないというか。その辺が一番難しかったです。(会場から拍手)・・・すいません、真面目に答えてしまいました(笑)。

松尾アナ 斬るという事では豊川さんも沢山殺陣のシーンがありましたけれど、いかがでした?

豊川さん あの、・・・「パス!」(会場爆笑)

松尾アナ あっ!パスで。一回だけのパスをここで使われましたね(笑)

豊川さん 最後の質問に(笑)。

松尾アナ アハハ!じゃあ、松山さんは?

松山さん 難しかったのは特にあまり覚えていないんですが、僕初めて時代劇をやらせてもらって、それでちょっと力はいっちゃってる部分があって。監督に一番最初に「時代劇を時代劇らしく演じなくていいからね」って言って貰ったのであまり意識しないでやったんですけど、どうしても所作指導で習ってきた事も最低限守らなきゃならないルールみたいなものもあって。時代劇とは意識してないんですけど所作を意識しなきゃいけないという、その何かちょっと難しい感じが、ちょっとイヤでしたね。(会場笑)

松尾アナ か、監督、イヤだったそうですが・・・(笑)(会場笑)

松山さん ちょっと何か、気持ち悪かったんですよ自分の中で。(時代劇という事を意識しないで)全部気持ちでやっちゃうと、普通こうやってお辞儀をすると(所作を意識していれば)侍は首が抜けないんですけど、僕一番最後のシーンで抜けちゃってるんですよね、気持ちでやっちゃって。それがもう僕の今回の一番の反省点でしたね(笑)。(会場笑)

松尾アナ そうですか(笑)。最後に鈴木杏さんお願いします。

鈴木さん はい、こんなにおっとりした役を演じさせて貰うのが初めてだったので、どんなに自分の中でゆっくり台詞を言っていても、監督から「もうちょっとゆっくり、もうちょっとゆっくり」というのがあって。でも、玉緒さんとのコンビというか、二人で一つという所があると思っていたので、玉緒さんがすごくのんびりと穏やかなお母様だったので「それについていけば大丈夫だ!」と思って一生懸命ついていきました(笑)。

松尾アナ ほんっとにマイペースでしたよね、お二人は(笑)

鈴木さん そこは自分と似ていて、楽でした(笑)。

松尾アナ それでは最後に織田さん、皆様にメッセージをお願いいたします!

織田さん 玉緒さん早く元気になって欲しいです、今朝聞いてびっくりしました。でも、実は玉緒さんと前回の試写の時にもご一緒させて頂いて、(その時)「初めて舞台挨拶をやった」と言っていたのですが、そのときに「この映画、試写会では観ない。映画館で封切になって公開になってから、映画館に観に行きます。」とおっしゃっていたのがすごく僕の印象に残っています。
僕もやっぱり映画は映画館で観たいなと思っていて、必ずどこかにこっそりこの映画を観に行こうと思っています。そして、監督はじめスタッフ・キャストが本当に一生懸命渾身の力を込めて作った作品なので、色々な隅々にまで「粗探し」ではなく「良さ」を、そこに隠れていたメッセージが沢山ある作品だと思うので、それをまた探し出していきたいなという風に思っております。
今日は本当に、ありがとうございました。(会場から盛大な拍手)




エンタテインメントや娯楽の王様である映画が大好きな人たちに待ち望まれた
本作『椿三十郎』は、全国東宝系にて大ヒット上映中!
お正月にふさわしい豪華キャスト陣が繰り広げる痛快なストーリーを、是非劇場にてご堪能下さい!

 CLOSE WINDOW 


(C)2007 「椿三十郎」製作委員会
角川春樹事務所 東宝 エイベックス・エンタテインメント テレビ朝日 朝日放送 メ〜テレ アイ・エヌ・ビー フィールズ TOKYO FM クオラス